庭師とは、古くは園丁(えんてい)などとも呼ばれた「庭を造る」職人のことを指します。
庭石・樹木や池・水路から芝などを含めて、庭を一つの造形空間として設計施工、製作することを生業にしているのが庭師です。
加えて、庭木の生育を管理し、定期的に剪定するなどの管理を行う場合もあります。
庭師とは
庭師について
作業内容
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◆庭木の整姿剪定・骨格剪定
マツの芽摘みと葉むしり、常緑樹・落葉樹の枝透かし・小透かしなど整姿剪定、樹の形を変えたり、大きさを小さくする骨格剪定等々、剪定の方法も様々です。
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◆生垣・玉物の刈込
刈込鋏・トリマーなどで、輪郭(樹冠)を揃え、見栄えよく刈込みます。
生垣の高さを下げる剪定も行っています。 -
◆花物・花木
花物・花木は、基本的に、花が終わった後1回のみ剪定・刈込をします。
剪定する時期を間違えると、花が咲かなかったり、実がつかなかったりします。 -
◆消毒(薬剤散布)
毛虫やカビ・病気の発生を抑えるため、薬剤を散布します。
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◆草刈・芝刈・除草
草刈機・芝刈機・鎌・手取りで雑草の草刈りや、芝生地の芝刈、雑草の除草を行います。
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◆施肥
樹木の育成・維持に必要な養分を土に補給し、土壌の状態を良くします。
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◆緑地管理・年間管理
樹木の整姿剪定・骨格剪定や、生垣・玉物の刈込、芝生の維持管理、雑草の草刈り、樹木・芝生の消毒、除草剤の散布などの年間管理を承っています。
工場周辺・駐車場・事務所など様々な緑地の年間管理を行います。 -
◆伐採・伐根
枯れてしまった木、間伐したい木などを伐採し、必要に応じて木の根の掘り取りも行います。
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◆支障枝剪定・支障木伐採
境界の外にはみ出て、通行者や通行車両に接触してしまう枝、電線や電柱・センサーに触れて支障になる枝などの剪定や、樹木の伐採・撤去を行います。
お手入れは、成長した庭木をただ切っているだけではなく、庭木の風通を良くし、毛虫やカビ、病気を発生し辛くさせる役割を持っています。
ハチの巣も作られ難くなりますので安心です。
定期的な庭木のお手入れは、庭木のためだけでなく、管理の行き届いた庭木は防犯にもなります。
剪定の仕方がわからない、管理が大変など、庭木でお困りの方は、是非ご相談ください。
剪定する時期は木の種類によってそれぞれ違います。
一般的には、年末に庭木を綺麗に手入れして、新たな気持ちで新年を気持ちよく迎えるようにしたり、花の咲く木や、実を楽しむ木は、それに合わせて手入れをしないと花や実をつけることができません。
毎年定期的に行うときは庭師に相談し、毎年じゃなくても良いという場合は枝葉が混雑になったら連絡する、という方法が最も良いかと思います。